数日前の話。
この日はメチャクチャ暑い日で
「今日は危険な暑さが予想されるので注意して下さい」と朝からテレビが呼びかけていた。
午後2時過ぎ。
いつもより早めに買い物に出かけた。
炎天下。
辺りは日陰すらなく
直射日光がジリジリ痛い。
蝉がうるさ過ぎる。
家から2キロ程の所。
僕とは反対側の車線の舗道で
(たぶん)女性が体育座りの様にして道路に直に座っていた。
髪で顔が隠れていて分からなかったが20歳前後ではないかと思われた。
気になって声をかけようかと思った。
でも、反対側の歩道だから渡らないといけないし…
少しどうしようがか迷っていた。
すると向こうから軽の白いバンが通りかかった。
ドライバーがその女性を気にしている様に見えた。
女性を通り越してハザードランプを点けて止まった。
2〜3秒して中から30歳前後の男性ドライバーが降りてきて
「大丈夫?」「大丈夫?」と2度聴くと、
女性はコクリと頷いた。
それを見てドライバーは車に戻っていった。
女性の頷きのスピードが早かったのと力強さみないなものを感じたので僕もその場を去った。
それにしても…
今年の夏は結構暑いぜ。
あんな場所で座っているなんて自殺行為だよ。
もうちょっと場所を考えて休みなさい。
おねえさんよ。
ビックリさせるなよ。
こっちが倒れてしまうがな。
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